中途半端、でも一途

くすんだ乙女心が疼く日々

夏のコンサート

夏本番と言える暑さの毎日が続いている。

 
私は夏が好きではない。正確に言うと、夏の暑さが好きではない。非常に暑さに弱いのだ。過去2回の熱中症のせいで「暑いと気分が悪くなる」と心にインプットされてしまった。よって、夏にコンサートがあると暑さを心配してしまい、心から楽しみに思えなくなってしまっている。
 
初めて熱中症になったのは中学2年の夏休みの部活中。どうでもいい話だが、当時片思いをしていた男の子の前でブサイク面を晒しぶっ倒れた。そして2回目の熱中症は忘れもしない2005年。よりにもよって、私はコンサートの日に熱中症になった。ちなみに堂本兄弟のファーストライブでのことである。
開場の数時間前から炎天下で並び体調を崩した私は、母を列に残しトイレと行列を往復し続けた。汚い話で申し訳ないが、飲み物を飲んではもどし、飲んではもどしを繰り返していたのだ。(今思うと後ろに並んでいた方に一言断りを入れるべきだったと思うが、その時はそんなことを考える余裕もなかった。)
結局日が沈んだことで多少体調は回復し、ライブもラストまで参加した。だが、この時の本当にきつかった記憶は強烈に残り続け今に至る。
ちなみに一緒に参加した母は、ずっとケロっとしていた。
 
それ以来、炎天下で行列に並ぶという行為をできるだけ避けながら夏を過ごしている。
10周年の39イベントの際は、午前は天気が悪そうであるという情報を信じ朝からグッズ列に並び無事午前にグッズを購入し、一旦家に帰り休息をとることができた。
翌年の緊急コンは前日にグッズ販売があったためほとんど並ばずグッズを購入でき、行列を回避できた。
幸いこれ以来KinKiとして夏にコンサートは開催されておらず、2013年の神宮外苑花火大会も泣く泣く回避し、ソロコンも真夏をできるだけ外した日程を選び事なきを得てきた。
 
が、しかし。
この夏、光一さん剛さんそれぞれのソロツアーが始まった。剛さんのツアーは秋の公演を申し込み、8月の公演は回避した。問題は光一さんのツアーだ。日程は全て真夏である。ツアーに行かないという選択肢はない。コンサート自体はとても楽しみなのだ。だが、どうしても今から暑さを心配してしまう。参加する横浜公演は8月のド頭というTHE真夏。グッズ購入は絶対並ぶ。今のままだと天気も晴れっぽい。
仕方がないのでグッズは売り切れのものは諦め、公演後に購入することで炎天下の行列を回避する予定だ。
これでどうにか無事に乗り切れるよう今から祈るばかりだ。